4年ぶりの戸畑祇園大山笠

2023年7月28日

7月21日から23日、戸畑祇園大山笠行事が開催され、22日(土曜日)に祭りのハイライトとなる競演会が催されました。

戸畑祇園大山笠は、博多祇園山笠、小倉祇園太鼓とともに福岡県夏の三大祭りの一つ。
220年の歴史を誇り、ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統行事ですが、
昨年までの3年間は新型コロナウイルスの影響で中止となっており、今回は実に4年ぶりの開催となりました。

戸畑祇園大山笠は、全国にも例がない昼夜で姿を変える山笠が特徴で、見どころの一つとなっています。

昼の幟山笠は、高さ約1.8メートルの台の上に、
紅白のラシャ地に黒ビロードの縁取りを施した12本の幟を立て、純白の奉納紙でつくった八重の菊花「前花」を前面に、
背面に直径1.7メートルの台に金糸で美しい刺繡を施した「見送り」を飾ります。
また、山笠台の四面を豪奢な縫い取りをした幕で覆い、格調高く華麗な姿が披露されます。

一方、夜には昼間の装飾を全て取り外し、
台座の上に組んだやぐらに合計309個の提灯をつけた巨大なピラミッド型の提灯大山笠へと変貌します。
すべての提灯に実際に火が灯されており、赤く輝きながら夜の闇に浮かぶ巨大な姿は勇壮かつ幻想的です。

山笠は戸畑区内4地区(東・西・中原・天籟寺)の氏神様を中心に展開され、
各地区内に高校生以上が担ぐ「大山笠」と中学生が担ぐ「小若山笠」があり、
全8基の山笠が戸畑祇園大山笠競演会で競演します。

「よいとさ よいとさ」のお囃子を、かきこ(担ぎ手)も観覧者も一緒に大合唱。

雨の影響で直前まで開催が危ぶまれた今回の競演会でしたが、
夜には天候も持ち直し無事に実施。盛況のうちに幕を閉じました。

戸畑祇園大山笠は、江戸時代後期、祈祷の結果疫病が収束したことを喜び、
感謝を込めた祝い山笠を神社へ奉納したことが起源とされています。

新型コロナによる様々な制限を乗り越えての開催となった今年の山笠は、
どこか発祥当時と状況が重なり感慨深いものがあります。

この先も活気溢れる山笠のお囃子が、途切れることなく続いていくことを願ってやみません。

エレベーター リニューアル、エレベーター メンテナンスの

西日本エレベータ株式会社 Nishinihon Elevator

https://www.nishiele.com/

【福岡本社】
〒813-0034 福岡県福岡市東区多の津4-6-4
フリーダイヤル: 0120-861-719
TEL:092-624-7570 FAX:092-624-7571
【北九州支社】
〒800-0206 福岡県北九州市小倉南区葛原東1-2-22-2F
TEL: 093-474-6333 FAX:093-474-6633
【福岡営業所】
〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾1-13-25-401
TEL:092-526-1050 FAX:092-534-4092
【久留米営業所】
〒830-0048 福岡県久留米市梅満町1100-1
TEL:0942-65-3127
【下関営業所】
〒751-0807 山口県下関市一の宮学園町1-30-107
TEL:083-256-4321
  • エレベーター
  • エレベーター リニューアル
  • エレベーター リニューアル 費用
  • エレベーター リニューアル 工事
  • エレベーター メンテナンス
  • エレベーター メンテナンス 独立系
  • エレベーター メンテナンス 費用
  • エレベーター 保守点検
  • エレベーター エアコン
  • ビル 管理