古代山城・鞠智城で古の時代へ思いを馳せる

2023年5月17日

先日、熊本県にある歴史公園 鞠智城(きくちじょう)へ行きました。

山鹿市から菊池市に渡る丘の上に位置した鞠智城は、
飛鳥時代に大和朝廷が西日本の守りを固めるため各地に築いた山城のひとつで、
大化の改新で有名な中大兄皇子の命令により建てられたとされています。

城壁の周長は、約3.5km、面積は約55ha(東京ドーム約12個分)と広大な城で、
その敷地からは、特徴的な八角形建物跡をはじめとする72棟の建物跡や、貯水池跡、土塁跡など、
歴史を今に伝える貴重な遺構が相次いで発見されています。
復元された建物は一般公開されており、歴史を肌で感じながら散策できる人気スポットとなっています。

鞠智城は、約300年もの間役割を変えながら存続してきたと言われ、
その変遷は当時の国の歴史書から辿ることができます。
建設当初の役割は、九州統治の起点である大宰府に武器や食糧を送る基地であったと考えられていますが、
その後7世紀末に改修され、現在で言う役所としての機能を持つようになり、
さらに時代を下った8世紀後半には、米をはじめとした食料を蓄える物資貯蔵庫へと変化。
そして10世紀後半の西暦975年頃にはその役割を終えたとされています。

歴史公園の中でも一際目を引く八角形鼓楼(はっかくけいころう)は、国内の古代山城としては類を見ない形状をした建物で鞠智城のシンボルと言えます。敷地内で発見された八角形の建物跡を、太鼓の音で時刻や危険を知らせる「鼓楼」として復元したものですが、その形から当時は特別な施設であったと考えられ、建てられた目的は謎が多いようです。

一方こちらは鞠智城の食糧庫である「米蔵」です。
城跡で発掘された建物跡のひとつで、大量の炭化した米が見つかったことから米蔵として復元されました。湿気を防ぐために高床式の校倉造りとなっており、ねずみによる食害を防ぐためのねずみ返しも備えています。
様々な工夫で大事な食糧を守っていたことが伺えますね。

広い敷地には他にも復元された建物や様々な遺構、周囲の雄大な景色を一望できる展望デッキなど
たくさんの見どころがあります。

皆さんも鞠智城を訪れて1300年前の古代歴史浪漫に触れてみてはいかがでしょうか。

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