エレベーターリニューアル工事事例
弊社で請け負ったリニューアルの工事事例をご紹介いたします

福岡市南区マンション エレベーターリニューアル工事
昇降機の機械 | 乗用エレベーター |
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場所 | 福岡市南区 |
建物の種類 | マンション(商業ビル) |
リニューアルの種類 | 制御リニューアル |
主なリニューアル内容 | 制御盤取り替え・巻上機モーター交換・かご操作盤取り替え・乗り場操作盤取り替え、他 |
工期 | 6日間 |
日頃から弊社にて適切なメンテナンスを行うことで、安全に使用することはできていましたが、30年以上前の制御盤を使用しており、万一の不具合の際にメーカーからの部品の調達ができないため、今回、制御リニューアルを行いました。
交流帰還制御方式のものから最新のインバータ制御のものへと制御盤の交換を行い、それによって、省エネ化を実現。モーターの回転速度をきめ細やかに制御することが可能になり、乗り心地の向上にも繋がりました。
制御リニューアルのビフォーアフター
【左】古い制御盤、【右】新しく取り付けた制御盤。古い制御盤は型式が1979年製と35年前のものでした。

【制御盤内部】インバータ方式の制御盤へと交換することで、きめ細かい制御と省エネ化が可能となりました。


経年劣化を考慮し、制御盤と共に、巻上機のモーターの交換も同時に行いました。

制御盤の交換に伴い、エレベーターの運行位置を検出する役割を担っていた「階床選択機」を撤去しました。これによって、機械室内が随分すっきりとなりました。

かご内操作盤。デジタル表示のシンプルな黒いパネルへと交換し、落ち着いた雰囲気をもたらしてくれます。

乗り場操作盤。かご内同様、黒のパネルへと交換しました。

かご上、コントロールボックス。ドア上まわりの制御を行う役割を担う装置の交換を行いました。

かご上、着床スイッチ。エレベーターの停止位置を正確に検出します。

かご下、テールコードの交換。エレベータのかごと制御機器との間の、通信・電力供給用の電線を指し、昇降路内に吊り下げられ、かごの動きに合わせて昇降するケーブルのことです。

かご中リニューアルのビフォーアフター
今回の制御リニューアルに伴い、かご室内の壁や床の老朽化がみられたため、同時にかご中の意匠リニューアルも行いました。壁面や床面のリニューアルにより、清潔感あるすっきりとした空間へと生まれ変わりました。




エレベーターは老朽化が進むと異音や振動がみられたり、さらに最悪の場合には正常に停止せずに、かごとフロアの床の間に段差ができてしまうこともあります。そうならないためにも、常日頃の適切なメンテナンス作業や、長期計画的なリニューアル工事が必要です。
西日本エレベータでは専門知識を持ったスタッフが、お客さまのニーズに応じた保守・管理業務を行っております。
- 「エレベーターのメンテナンス費用を見直したい」
- 「メーカーの保守費用が高すぎる」
- 「古くなってきたのでそろそろリニューアルを考えている」
など、エレベーターの維持・管理でお困りの方いらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。