エレベーターリニューアル工事事例
弊社で請け負ったリニューアルの工事事例をご紹介いたします

北九州市小倉北区 マンションのエレベーターリニューアル工事
昇降機の機械 | 乗用エレベーター |
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場所 | 北九州小倉北区 |
建物の種類 | マンション |
リニューアルの種類 | 制御リニューアル |
主なリニューアル内容 | 制御盤取り替え・地震対策・かご操作盤取り替え・乗り場操作盤取り替え |
工期 | 7日間 |
制御盤を最新のインバータ制御のものへと交換することで、省エネ化を実現。モーターの回転速度をきめ細やかに制御することが可能になり、乗り心地の向上にも繋がりました。また、万一の停電時に備えた緊急用の予備電源も設置しました。
制御リニューアルのビフォーアフター
古い制御盤の撤去を行いました。

【左】古い制御盤、【右】新しく取り付けた制御盤

移動ケーブルの取り替えを行いました。

かご上の制御盤の取り替えを行いました。

かご上の制御盤(拡大画像)

着床スイッチ(近接スイッチ)を取りつけました。エレベーターのかごの位置を正確に検出します。

乗り場操作盤の取り替えを行いました。

かご内操作盤の取り替えを行いました。

防災対策改修工事
今回の制御リニューアルに伴い、改正建築基準法の安全基準を満たすための防災対策改修工事も同時に行いました。
戸開走行保護装置(UCMP装置)
戸開走行保護装置(UCMP)は、運転制御回路やひとつのブレーキが故障により万一エレベーターの扉が開いたまま、かごが動き出してしまう戸開走行が発生した場合でも、運転制御回路とは別に独立したUCMP回路によって戸開走行を検知し、直ちに2つ目のブレーキを作動させ、かごを制止させるための安全装置です。
エレベーターのかごと天井の間に人が挟まる人身事故を未然に防ぐことができます。

地震時管制運転装置
地震には、P波(初期微動)とS波(主要動)があります。「地震時管制装置」は、この2つの波を利用したもので、地震発生時、大きく揺れるS波が来る前の初期微動のP波を感知し、エレベーターを最寄り階に自動停止させるための機能です。

耐震対策
地震時の転倒防止に制御盤を物理的にワイヤーで固定しました。
今回の防災対策改修工事は補助金の対象となるもので、弊社にて手続きを行わせていただきました。詳しくは弊社までお問い合わせ下さいませ。担当スタッフができるだけ丁寧にご説明させていただきます。

エレベーターは老朽化が進むと異音や振動がみられたり、さらに最悪の場合には正常に停止せずに、かごとフロアの床の間に段差ができてしまうこともあります。そうならないためにも、常日頃の適切なメンテナンス作業や、長期計画的なリニューアル工事が必要です。
西日本エレベータでは専門知識を持ったスタッフが、お客さまのニーズに応じた保守・管理業務を行っております。
- 「エレベーターのメンテナンス費用を見直したい」
- 「メーカーの保守費用が高すぎる」
- 「古くなってきたのでそろそろリニューアルを考えている」
など、エレベーターの維持・管理でお困りの方いらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。